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GO GO台湾 - 2020-12-12_信義エリア(象山&国父記念館)

 
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トーク①:信義エリアにある自然「象山」≫

日本の観光庁に相当する、台湾の交通部観光局は、毎年観光に関するテーマを定め、観光推進を図っていますが、昨年(2019年)は「小鎮漫遊年(スモールタウン・トラベルイヤー)」として、30か所の台湾のスモールタウン(=小都市)と、10か所の客家の村落を選び、この40か所への旅を推薦してきました。今年(2020年)は「脊梁山脈旅遊年(脊梁山脈トラベルイヤー)」としていますが、それと「スモールタウンの代表」を組み合わせ、「脊梁山脈旅遊年(脊梁山脈トラベルイヤー)」のテーマに沿った山間部にある20か所の小都市を含む30か所のスモールタウンの代表を選出しました。そして、来年(2021年)は「自行車旅遊年(サイクリング・トラベルイヤー)」と位置付けていますが、来年も再び「スモールタウンの代表」を組み合わせ、地方都市へのディープな旅行をアピールしようと、サイクリングトラベルにもおすすめのスモールタウンの代表30か所を選出しました。先日、その選出された小都市のリストが発表され、認証マークの授与式が行われたのですが、今回選出された小都市の中に台北市の「信義區(信義エリア)」がありました。

「信義エリア」というと、台北のランドマークである世界有数の超高層ビル「台北101」のお膝元。近代的な高層ビルが立ち並んでいて、“小都市”というよりも“大都市”のイメージですよね。でも中心から少し東の方や南の方へ行くと、自然が広がり、サイクリングやハイキングにもおすすめのエリアなんです。

中でも代表的なスポットと言えば、台北市内が一望できる「象山」。台北新交通システムMRT(台北メトロ)レッドラインの東の終着駅の名前にもなっています。「台北101/世界貿易センター」駅の次の駅で、とても便利のいい場所ですが、この「象山」駅を出てほんの10分ほど歩くと、「象山」の登山口に着く…というくらいに中心地から近い場所に緑豊かな山があるんです。

「象山」は山の形が“象”に似ていることからその名がつけられたそうです。さらには、「象山」だけでなく、近くには虎山、豹山、獅山もあって、4つ合わせて「四獸山」と呼ばれています。そのて「四獸山」の中では「象山」が一番高いのですが、標高183メートルとそれほど高くないので、ちょっとした運動としてや、ファミリーでハイキングとして訪れる人が多いですよ。

登山口は3か所あって、台北メトロレッドライン「象山」駅側から入る登山口と、台北メトロブルーライン「永春」駅側から入る登山口、そして「市立療養院」バス停側から入る登山口があります。

多くの人が「象山」駅側から登って、「象山」駅側に降りていきます。このルートは、入り口を入るとなが~い階段が続きますが、途中2か所に台北市内が一望できる展望台もあるので、ちょうどいい間隔で休憩もできて、初心者でも上りやすいですよ。ただ、山の上に近づくにつれて階段の段差が大きくなってくるので、足の短い…いえ、背の低い私は最後にかなり疲れてしまいました。

でも、そんな疲れも吹き飛ぶくらいに、山の上から見る台北市内の景色は絶景ですよ。途中の展望台からの景色もきれいですが、「六巨石」という巨大な岩がある場所からの景色はさらに、吸い込まれそうなくらいに心地よくて壮観です。ぜひ途中であきらめずに最後まで登り切ってくださいね。「象山」はそんなに高くないものの、台北自体が盆地なので見晴らしがよく、よくポスターやポストカードになっているような台北101と台北市内の風景を楽しむことができますよ。

ちなみに、「象山」駅側から登って、「永春」駅側に降りるというルートもおススメですよ。「永春」駅側のルートには大きな岩と岩の間をくぐるように階段が通っている場所があったりして、また違った風景が楽しめますよ。

「象山」は夜景もきれいなので、暗くなってから上る人も結構いますが、もし夜景を目当てに上るときは足元を照らせる懐中電灯を持って行ってくださいね。

トーク②:都会のオアシス「国父記念館」≫

またにぎやかな「信義エリア」の中で、“自然”とは違った形でゆっくりできるスポットもあります。それは「国父記念館」─。中華民国建国の父(=国父)とされる「孫文・博士」の生誕100周年を記念して建てられ、1972年に完成した記念館です。およそ11万5700平方メートルの広い敷地に、軒が跳ね返ったようなデザインのオレンジの屋根が目を引く、高さ30.4メートル、幅100メートル四方の大きな宮殿式建築の建物が建っていて、その中に5.8メートルもある国父・孫文・博士の銅像が鎮座しています。

そしてその銅像の前には衛兵の方が守っていて、1時間に1度行われる衛兵交代が有名です。

この衛兵交代といえば、蒋介石・元総統を記念して建てられた「中正紀念堂」、戦争で亡くなった英霊たちを祀る「忠烈祠」、そして孫文・博士を記念して建てられた「国父記念館」の3ヶ所で見ることができますが、この「国父記念館」が一番近い位置で衛兵交代を見ることができますよ。一糸乱れぬ動きは遠くから見ても感動しますが、本当に近く、目の前で見るとさらに迫力があります。また、屋外の「忠烈祠」、カーペットが敷いてあるところで衛兵交代を行う「中正紀念堂」と比べ、「国父記念館」では、屋内のカーペットの敷いてない場所で衛兵交代が行われるので、衛兵さんの靴の音が特によく響いて、より引き込まれますよ。

また、この「国父記念館」は2階からも観るスペースがあって、衛兵交代を上から見ることができる他、孫文・博士の銅像の顔を結構近くで見ることができます。

この他、「国父記念館」の建物の中には、孫文・博士の生涯についての展示や、孫文・博士直筆の手紙や書類といった貴重な資料を集めた史蹟展示室があるほか、孫文・博士に関する資料をはじめ、4万冊以上の蔵書を誇る図書館や、3000人を収容できるホールもあります。

そして建物の外、正面の入り口の前には広いスペースが広がり、噴水もあって、噴水を合わせて正面からの「国父記念館」を写真に収める人もたくさんいます。

ちなみにこの噴水、数年前に、“ある物”の形にそっくり!と話題になったんです。なんだと思いますか?それは「iPhone」!この噴水は長方形の形をしているんですが、四隅は角は丸くなっていて、縁は白、そして辺の短い方の縁が広めになっていて、その姿が上空から見ると「iPhone」にそっくりなんです。

2014年に「iPhone 6」が発売された際、台湾でも大注目を集めましたが、ちょうどそのころ、台北101で働く人が「国父記念館」の噴水と「iPhone」がそっくりだ!ということに気付き、「国父記念館」と噴水が一緒に映った写真をネットに上げたところ、「孫文・博士専用のiPhoneだ」と話題になったんだそうです。たしかにそっくりで、「iPhone」みたいだといわれると、もうそれにしか見えなくなってきます(笑)。ぜひGoogleアースで見てみてください。

この噴水がある広場だけでも、花もきれいに整備されていてゆったりとできる癒しのスペースなんですが、ここだけでなく、敷地内には更に「国父記念館」の建物を背にして右正面に、「中山公園」があります。

“中山”というのは孫文・博士の「号」のことで、台湾では「孫中山」という呼び方が一般的です。台湾の街のあちらこちらに“中山”という地名や通り、施設がありますが、それらはこの孫文・博士に由来するものです。

そのうちの一つ「中山公園」は、まさに都会のオアシス。公園内には大きな池もあり、緑が豊富で、花もたくさん咲き、鳥やリスたちもたくさん集まってきます。朝、早い時間に訪れると、太極拳をしているグループもたくさん見かけますよ。ベンチやカフェのテラス席もあって、お天気のいい日は特にゆったりとした時間を過ごせます。「信義エリア」の都会のど真ん中にこんなくつろげる場所もあるんですよ。

「国父記念館」へのアクセスは、台北新交通システムMRT(台北メトロ)ブルーライン「国父記念館」駅下車すぐです。

「信義エリア」は、街と自然の距離が近いですし、駅前をはじめユーバイクのステーションもあちらこちらにありますので、例えば、象山で自然を楽しんで、そのあとは自転車に乗って「台北101」や「国父記念館」を巡り、夜は若者でにぎわう都会の信義エリアを楽しむ…など、都会と自然の両方を楽しむことができます。公共の交通機関と合わせ、自転車も使ったオリジナルの“サイクリング・トラベルプラン”を考えてみるのもいいかもしれません。

そうそう、「国父記念館」のおススメといえば、ここは台北101のいい写真が撮れるスポットなんですよ。実際に訪れるとわかりますが、「国父記念館」の建物から外に出ると、目の前に「台北101」が見えます。

「台北101」に行ってそこで写真を撮ろうとすると、そのあまりの大きさに入りきれなかったり、いい角度で収まらなかったりします。また、先ほどご紹介した「象山」は、もちろん美しい写真が撮れるスポットなのですが、「台北101」にフォーカスを充てる写真としてはちょっと距離が離れてしまいます。しかし!この「国父記念館」から撮ると、ちょうどいいサイズで全体の姿を撮ることができます。敷地が広いために遮るものがなく、台北101と一緒に写真を撮るにはちょうどいい距離感で、ベストフォトスポットなんです。そのため、この「国父記念館」は、年末恒例のカウントダウン花火の際にも多くの人が集まります。カウントダウン花火を観に行く機会があれば、この場所も鑑賞スポットの候補におススメですよ。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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日本の観光庁に相当する、台湾の交通部観光局は、毎年観光に関するテーマを定め、観光推進を図っていますが、昨年(2019年)は「小鎮漫遊年(スモールタウン・トラベルイヤー)」として、30か所の台湾のスモールタウン(=小都市)と、10か所の客家の村落を選び、この40か所への旅を推薦してきました。今年(2020年)は「脊梁山脈旅遊年(脊梁山脈トラベルイヤー)」としていますが、それと「スモールタウンの代表」を組み合わせ、「脊梁山脈旅遊年(脊梁山脈トラベルイヤー)」のテーマに沿った山間部にある20か所の小都市を含む30か所のスモールタウンの代表を選出しました。そして、来年(2021年)は「自行車旅遊年(サイクリング・トラベルイヤー)」と位置付けていますが、来年も再び「スモールタウンの代表」を組み合わせ、地方都市へのディープな旅行をアピールしようと、サイクリングトラベルにもおすすめのスモールタウンの代表30か所を選出しました。先日、その選出された小都市のリストが発表され、認証マークの授与式が行われたのですが、今回選出された小都市の中に台北市の「信義區(信義エリア)」がありました。

「信義エリア」というと、台北のランドマークである世界有数の超高層ビル「台北101」のお膝元。近代的な高層ビルが立ち並んでいて、“小都市”というよりも“大都市”のイメージですよね。でも中心から少し東の方や南の方へ行くと、自然が広がり、サイクリングやハイキングにもおすすめのエリアなんです。

中でも代表的なスポットと言えば、台北市内が一望できる「象山」。台北新交通システムMRT(台北メトロ)レッドラインの東の終着駅の名前にもなっています。「台北101/世界貿易センター」駅の次の駅で、とても便利のいい場所ですが、この「象山」駅を出てほんの10分ほど歩くと、「象山」の登山口に着く…というくらいに中心地から近い場所に緑豊かな山があるんです。

「象山」は山の形が“象”に似ていることからその名がつけられたそうです。さらには、「象山」だけでなく、近くには虎山、豹山、獅山もあって、4つ合わせて「四獸山」と呼ばれています。そのて「四獸山」の中では「象山」が一番高いのですが、標高183メートルとそれほど高くないので、ちょっとした運動としてや、ファミリーでハイキングとして訪れる人が多いですよ。

登山口は3か所あって、台北メトロレッドライン「象山」駅側から入る登山口と、台北メトロブルーライン「永春」駅側から入る登山口、そして「市立療養院」バス停側から入る登山口があります。

多くの人が「象山」駅側から登って、「象山」駅側に降りていきます。このルートは、入り口を入るとなが~い階段が続きますが、途中2か所に台北市内が一望できる展望台もあるので、ちょうどいい間隔で休憩もできて、初心者でも上りやすいですよ。ただ、山の上に近づくにつれて階段の段差が大きくなってくるので、足の短い…いえ、背の低い私は最後にかなり疲れてしまいました。

でも、そんな疲れも吹き飛ぶくらいに、山の上から見る台北市内の景色は絶景ですよ。途中の展望台からの景色もきれいですが、「六巨石」という巨大な岩がある場所からの景色はさらに、吸い込まれそうなくらいに心地よくて壮観です。ぜひ途中であきらめずに最後まで登り切ってくださいね。「象山」はそんなに高くないものの、台北自体が盆地なので見晴らしがよく、よくポスターやポストカードになっているような台北101と台北市内の風景を楽しむことができますよ。

ちなみに、「象山」駅側から登って、「永春」駅側に降りるというルートもおススメですよ。「永春」駅側のルートには大きな岩と岩の間をくぐるように階段が通っている場所があったりして、また違った風景が楽しめますよ。

「象山」は夜景もきれいなので、暗くなってから上る人も結構いますが、もし夜景を目当てに上るときは足元を照らせる懐中電灯を持って行ってくださいね。

トーク②:都会のオアシス「国父記念館」≫

またにぎやかな「信義エリア」の中で、“自然”とは違った形でゆっくりできるスポットもあります。それは「国父記念館」─。中華民国建国の父(=国父)とされる「孫文・博士」の生誕100周年を記念して建てられ、1972年に完成した記念館です。およそ11万5700平方メートルの広い敷地に、軒が跳ね返ったようなデザインのオレンジの屋根が目を引く、高さ30.4メートル、幅100メートル四方の大きな宮殿式建築の建物が建っていて、その中に5.8メートルもある国父・孫文・博士の銅像が鎮座しています。

そしてその銅像の前には衛兵の方が守っていて、1時間に1度行われる衛兵交代が有名です。

この衛兵交代といえば、蒋介石・元総統を記念して建てられた「中正紀念堂」、戦争で亡くなった英霊たちを祀る「忠烈祠」、そして孫文・博士を記念して建てられた「国父記念館」の3ヶ所で見ることができますが、この「国父記念館」が一番近い位置で衛兵交代を見ることができますよ。一糸乱れぬ動きは遠くから見ても感動しますが、本当に近く、目の前で見るとさらに迫力があります。また、屋外の「忠烈祠」、カーペットが敷いてあるところで衛兵交代を行う「中正紀念堂」と比べ、「国父記念館」では、屋内のカーペットの敷いてない場所で衛兵交代が行われるので、衛兵さんの靴の音が特によく響いて、より引き込まれますよ。

また、この「国父記念館」は2階からも観るスペースがあって、衛兵交代を上から見ることができる他、孫文・博士の銅像の顔を結構近くで見ることができます。

この他、「国父記念館」の建物の中には、孫文・博士の生涯についての展示や、孫文・博士直筆の手紙や書類といった貴重な資料を集めた史蹟展示室があるほか、孫文・博士に関する資料をはじめ、4万冊以上の蔵書を誇る図書館や、3000人を収容できるホールもあります。

そして建物の外、正面の入り口の前には広いスペースが広がり、噴水もあって、噴水を合わせて正面からの「国父記念館」を写真に収める人もたくさんいます。

ちなみにこの噴水、数年前に、“ある物”の形にそっくり!と話題になったんです。なんだと思いますか?それは「iPhone」!この噴水は長方形の形をしているんですが、四隅は角は丸くなっていて、縁は白、そして辺の短い方の縁が広めになっていて、その姿が上空から見ると「iPhone」にそっくりなんです。

2014年に「iPhone 6」が発売された際、台湾でも大注目を集めましたが、ちょうどそのころ、台北101で働く人が「国父記念館」の噴水と「iPhone」がそっくりだ!ということに気付き、「国父記念館」と噴水が一緒に映った写真をネットに上げたところ、「孫文・博士専用のiPhoneだ」と話題になったんだそうです。たしかにそっくりで、「iPhone」みたいだといわれると、もうそれにしか見えなくなってきます(笑)。ぜひGoogleアースで見てみてください。

この噴水がある広場だけでも、花もきれいに整備されていてゆったりとできる癒しのスペースなんですが、ここだけでなく、敷地内には更に「国父記念館」の建物を背にして右正面に、「中山公園」があります。

“中山”というのは孫文・博士の「号」のことで、台湾では「孫中山」という呼び方が一般的です。台湾の街のあちらこちらに“中山”という地名や通り、施設がありますが、それらはこの孫文・博士に由来するものです。

そのうちの一つ「中山公園」は、まさに都会のオアシス。公園内には大きな池もあり、緑が豊富で、花もたくさん咲き、鳥やリスたちもたくさん集まってきます。朝、早い時間に訪れると、太極拳をしているグループもたくさん見かけますよ。ベンチやカフェのテラス席もあって、お天気のいい日は特にゆったりとした時間を過ごせます。「信義エリア」の都会のど真ん中にこんなくつろげる場所もあるんですよ。

「国父記念館」へのアクセスは、台北新交通システムMRT(台北メトロ)ブルーライン「国父記念館」駅下車すぐです。

「信義エリア」は、街と自然の距離が近いですし、駅前をはじめユーバイクのステーションもあちらこちらにありますので、例えば、象山で自然を楽しんで、そのあとは自転車に乗って「台北101」や「国父記念館」を巡り、夜は若者でにぎわう都会の信義エリアを楽しむ…など、都会と自然の両方を楽しむことができます。公共の交通機関と合わせ、自転車も使ったオリジナルの“サイクリング・トラベルプラン”を考えてみるのもいいかもしれません。

そうそう、「国父記念館」のおススメといえば、ここは台北101のいい写真が撮れるスポットなんですよ。実際に訪れるとわかりますが、「国父記念館」の建物から外に出ると、目の前に「台北101」が見えます。

「台北101」に行ってそこで写真を撮ろうとすると、そのあまりの大きさに入りきれなかったり、いい角度で収まらなかったりします。また、先ほどご紹介した「象山」は、もちろん美しい写真が撮れるスポットなのですが、「台北101」にフォーカスを充てる写真としてはちょっと距離が離れてしまいます。しかし!この「国父記念館」から撮ると、ちょうどいいサイズで全体の姿を撮ることができます。敷地が広いために遮るものがなく、台北101と一緒に写真を撮るにはちょうどいい距離感で、ベストフォトスポットなんです。そのため、この「国父記念館」は、年末恒例のカウントダウン花火の際にも多くの人が集まります。カウントダウン花火を観に行く機会があれば、この場所も鑑賞スポットの候補におススメですよ。

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