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アメリカコロナとトランプの戦い

 
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今日は、アメリカのコロナとトランプの戦いの話をしたいと思うのですけれど、アメリカのコロナ感染状況について、累積や一日当たりの新規感染者とか新規死者はどうなっているのでしょうか? これは昨日もお話しましたけれど、8月5日時点で累積感染者数が477万人。それから、一日当たり大体5~6万人の感染者が出ているということでしたよね。また、一日当たりの死者数は1,000人位ですが、これは日本の累計死者数と大体同じだという話もしました。アメリカの新規感染者数は、4月の頃には2~3万人位でした。ところが、一旦終息するかに見えたのですが、6月半ば位からまた増加してきています。7月後半には一日5~6万人に達して、場合によっては7万人を超える日もあります。 特に心配なのが財政ですけれど、元々アメリカは財政赤字の1兆ドルと貿易赤字の1兆ドルがあり、双子の赤字で大変でした。大変だと言ってもコロナ対策を何もしない訳にもいかないだろうと、一瞬でV字回復するつもりで3兆ドルの対策を打ったのです。ところが、コロナは長期化し、7月で失業手当の給付が切れてしまうので、失業手当の特例加算をまたしないといけません。民主党は今まで通り週600ドル払えと言うのですが、共和党は週当たり200ドルに下げようと言っています。民主党はさらに3兆ドル使え、共和党は追加は1兆ドルが限度だということで今戦っている状況なのです。週当たり200ドルとか600ドルとか言っても、失業者2,500万人の話なので巨額です。1兆ドルだった財政赤字が4兆ドル位の赤字に激増するのが見えてきていますが、民主党が言う事を認めたら5~6兆ドルになるかもしれない、と大変なことになっています。 大統領選挙では共和党がトランプで、民主党がバイデンということになっているのですが、どういう見込みになっているか知っていますか? トランプ大統領の支持率が随分落ちてきました。トランプのコロナ対策の失敗とか、人種問題の対応の失敗とかがありました。本当であれば、現職の大統領はものすごく強い筈です。だけど、自分の政権の中にいたボルトンとか、自分の姪が暴露本を出したりしてしょうもない話が色々出てきています。ウォートンに入ろうとして大学受験に必要なSATを他の人に代理受験してもらった等、本当にこの人でいいのかという話が出てきているわけです。 しかし、そうかといってバイデンでいいのかというと、バイデンもちょっと怪しいことを色々言っているわけですよ。連邦法人税をせっかく21%にしたのをまた28%に上げようとか、コロナの失業手当の上乗せに3兆ドル使おうとか、製造業支援に7,000億ドルそれから社会福祉で7,750億ドル使おうとかです。民主党は大きな政府で、なんでも政府にさせようという立場ですよね。こういうことを言ってしまうと、共和党の中にも結構トランプが嫌いな人がいるのに、やっぱりバイデンではまずいとトランプにいってしまう人もいるかもしれません。大統領選挙がどうなるかはまだわからないのですけれど、ここのところ、バイデンは支持率でトランプに相当差を付けているので、このままいってくれるとトランプの日も終わってくれるかもしれません。 中国との戦いですけれど、ソ連との冷戦は終わったのですけれど、最近、中国とアメリカの新冷戦が起こりつつあるという話があります。元々、アメリカと中国で貿易戦争をずっとやって戦っていましたよね。アメリカは、中国が裕福になったら民主的な国になってくれると思っていました。しかし、中国はずっと永遠に中国のままで、全体主義的で非民主的な国であり続けています。それならもう許さんということで、アメリカと中国が世界を親米か新中かの2つに塗り分け始めたということです。 アメリカとしては昔の大英帝国だとか英語圏の国、特に、イギリス、オーストラリアとかカナダとかインドとかといった国を仲間に付けようとし、中国は一帯一路や衛星「北斗」、5Gとか海底ケーブル等を使って中国の影響圏を広げています。そういう中で一番心配なのが、Factory Asiaと言われる日本・韓国・台湾・東南アジアみたいなアジアの国です。これらの国は、アメリカと中国の両方とも縁を切るわけにはいかないのですよ。どちらかにつけと言われてもいつまでもどちらとも付き合っていきたいのが本音です。ただ、米中はお互いに自分の陣営に引き込もうとしていて、これから大変な戦いになるでしょう。 今回コロナで世界が分離される騒ぎの中で情報だけはグローバルに繫がっていました。もちろんコロナ前から、中国は「Google」「Facebook」「Twitter」「YouTube」が使えませんでした。さらに国家情報法という、中国の企業は中国の政府が欲しいという情報を出さないといけないという法律を作りました。コロナの蔓延が中国のせいだと思ったアメリカは、アメリカの機密情報が漏洩するのは許せないから「Huawei」「ZTE」「TikTok」等は出ていけと言い出しました。アジア諸国としては、今まで使っていたものも使えなくなり、サプライチェーンをアメリカ向けと中国向けに組み替える必要が出てくるかもしれません。 今日のまとめです。アメリカは世界一のコロナ感染国として感染拡大が続いています。経済回復をしないといけないということで、ニューヨークあたりはかなりよくなったのですけれど、西部とか南部の州でコロナ感染者が増えています。コロナ対策の失敗とか人種問題の対応の失敗とかスキャンダルでトランプの支持率は落ちているのですけれど、SNSを使うのは得意なので、アメリカ国民の中国嫌いを使って11月の選挙までに支持率を上げようとしているところです。ついに自分勝手なトランプとおさらばできるかもしれない一方で、財政赤字がものすごく増えているので、バイデンになってしまうと財政赤字がものすごい勢いで拡大するという疑惑もちょっとあるという状況です。
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