宝島再発見 - 2020-07-04松山空港初の模擬出国体験、7/2・7/4・7/7に実施
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台湾における新型コロナウイルスの沈静化に伴い、国内では各種の制限策が相次いで解除されています。でも、海外旅行はまだ解禁されていないため、現在、国内旅行が主流となっています。
こうした中で、台北市にある松山空港は2日に初めて「模擬出国体験(なんちゃって出国体験)」を実施しました。本物の出国体験が出来るものです。
松山空港はフェイスブックページを通して募集したところ、およそ1万人が応募し、最終的に抽選で90人が選ばれました。この体験イベントは、2日から三回に分けて実施されています。一回の参加人数は30名ですが、1人の同伴が可能なので、一回最大60人の参加となります。4日は二回目の実施です。後一回は7日に実施されます。午前9時から正午12時30分までです。
参加者は実際の出国手続きと同じように、空港カウンターでのチェックイン、通関検査、搭乗ゲートの待合室での待機などを体験したあと、中華航空(チャイナエアライン)あるいは長栄航空(エバー航空)に実際に乗り込み、キャビンアテンダントが機内の安全と新型コロナウイルス対策について説明するのを体験することもできます。
初回となる2日に参加者は、展望レストランにも案内されました。この日、参加者たちは、美食を楽しみながら松山空港に初めて降り立った台湾の格安航空会社(LCC)、台湾虎航(タイガーエア台湾)の航空機が歓迎放水を受ける様子を参観しました。
この航空機は、タイガーエア台湾が華信航空(マンダリン航空)にウェット・リースするもので、明日5日に初めて澎湖に就航します。ウェット・リース(中国語:湿租)は、機材・乗務員をセットにリースすることです。この「模擬出国体験(なんちゃって出国体験)」のイベントは、高い人気を博しているので、今後も実施するよう求める声が上がっています。
新型コロナウイルスの影響でしばらくは海外旅行が出来ませんが、このようなイベントがあれば、海外旅行に対する憧れを少し解消することが出来るでしょう。
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